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2007.02.15 Thursday

XPとVistaのフォント環境

WindowsVistaのフォントは、
新 JIS 漢字 (JIS X 0213:2004、JIS2004) に対応した日本語フォントを搭載
一方、WindowsXPにおいては、JIS90です。

このため、同じ文字コードでも、VistaとXPで表示される文字が異なる、という場合が起こりうるわけですが、
マイクロソフトでは、双方で同じ文字が表示されるように、フォントの配布を開始しました。
まず、XP用のフォント
Windows XP および Windows Server 2003 向けJIS2004 対応 MS ゴシック & MS 明朝フォントパッケージについて
これをXPにインストールすると、フォント環境がVista同等になります。

次に、Vista用のフォント
Windows Vista 向け JIS90 互換 MS ゴシック・明朝フォントパッケージについて
これをVistaにインストールすると、フォント環境がXP同等になります。

XPとVistaが混在している環境は、しばらくは続くでしょうから、このタイミングでのフォント配布は、なかなか賢明な判断だったのではないでしょうか。

JIS2004とJIS90でどの文字が異なって表示されるのかは、
@IT:新フォント「メイリオ」と新JIS標準対応で説明されているように、
味噌の「そ」
葛飾区の「かつ」
祇園の「ぎ」
進捗の「ちょく」

など。
結構違うものですね。

参考
マイクロソフト:JIS X 0213:2004 対応と新日本語フォント「メイリオ」について
PC Watch:マイクロソフト、Windows XP対応のJIS2004互換フォント
@IT:新フォント「メイリオ」と新JIS標準対応

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